GR GARAGE 白山インター店
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What is GR Garage白山インター Special Interview #012

2020.04.02
良いクルマには不思議な引力がある。私たちの心を一瞬で奪い、そして同じように魅せられた者同士を引き合わせようとする。

今回登場するのは、86をきっかけに出会った二人のオーナー。「クルマが人生を変えてくれた」と語る、彼らの物語を紐解いていく—。



この出会いは86が連れてきてくれたもの。

クルマの楽しみがますます増えた。


市川 勢一郎 with 86

celica1986x2 with 86


市川さん(以下、市川):父がスポーツカー好きだったことが、クルマに興味を持つようになったきっかけです。父はすごく厳しい人で、父が出かけるときは、僕があらかじめエンジンをかけて温めておかないといけなかったんです。小さい頃からそんなことを当たり前にやっていたので、自然とクルマには触れていたし、クルマの名前もすぐに覚えていきましたね。

celica1986x2さん(以下、celica):僕の場合は、兄がクルマ好きで。その影響で僕も自然とクルマが好きになっていきました。兄が乗っていたセリカをお下がりで譲ってもらって。セリカを走らせて高校の卒業式に行ったことは今でもよく覚えていますね。



ケンメリのあのサーフィンラインが

たまらなかった。(celica)


celica:セリカの次に乗ったのがケンメリスカイラインでした。当時、僕のまわりはハコスカかケンメリばかりでしたね。ケンメリのあのサーフィンラインがたまらなかったな(笑)。五六豪雪のとき、朝起きるとケンメリが雪の中にすっぽり埋まっていて。一生懸命掘り出したのも良い思い出です。それから、シャレード、スープラ、ローレルなどを乗り継いできました。もうATでいいやっていう時期もあったのですが、やっぱりMTの楽しさをもう一度感じたいと思い、現在の86を選びました。

 市川:僕が初めて乗った車はスプリンタートレノAE92。18歳のとき、免許を取ったその日に、まだ手に入れたばかりの運転免許証を携えて、販売店に行ったことをよく覚えています。クルマに乗りたい、というよりはAE92に乗りたくて、ずっと前からこのクルマに乗ると決めていました。それからAE111、Vitz91、Vitz131などを乗り継いできて、現在の86にたどり着いたという感じです。



何十年か前の忘れ物を取りに行く感覚で

86を購入したんです。(市川)


市川:僕はMTというのをクルマ選びの絶対条件にしています。でも、だんだんとMTのラインナップが減ってきて、選択肢がなくなってきた頃に乗っていたのがVitzです。良いクルマなのですが、僕としてはちょっと物足りなくて、どこか寂しさを感じていました。自分を我慢させている感覚と言いますか。それで、何十年か前の忘れ物を取りに行く感覚で、86を購入したんです。

 celica:僕はサーキットをもっと走ってみたいという気持ちが強くて。86にはたくさん手を加えています。車高調、フロントフェンダー、シートなど。自分だけの一台に仕上げていきたいと思うので、この歳になって贅沢にカスタマイズを楽しんでいます。手洗いで洗車をするのですが、あらためて自分のクルマを眺めてやっぱりこのパーツは似合ってるなとか(笑)。そんなひとときが幸せだったりします。

 

毎日にハリが生まれたのは86のおかげ。

僕の人生が輝きだした。(市川)


 市川:僕たちは86乗りが集まるイベントで知り合って意気投合しました。この出会いは86が連れてきてくれたものだと感じています。今ではクルマの話だけでなく、人生についても話せる間柄です。毎日にハリが生まれたのは、このクルマのおかげ。僕の人生を輝かせてくれた、くらいに感じています。

celica:イベントでは走りの上手い人たちと会話することができるのが醍醐味です。そこで刺激を受けて、もっと運転が上手くなりたいって、クルマの楽しみがますます高まっていくんです。クルマをきっかけに、くだらない話ができる仲間が増えていくのもイベントの楽しみですね。



GRガレージは他とは違う。クルマ好きの

アジトのような場所ですね。(市川)


celica:GRガレージのスタッフさんは、値段が安いとか高いとか関係なく、クルマのことを考えてちゃんと意見をくれます。例えば、僕が気になっているパーツがあったとき、スタッフさんに相談したら「それじゃなくて。こっちの方がいいですよ。」って、ちゃんと否定もしてくれるんです。そういうところが信頼できますね。

市川:普通のディーラーだと用事がないと行けない感じがあるじゃないですか。GRガレージはそうではなくて、アジトのような感じです。同じようなクルマ好きたちが集まるたまり場という感覚。僕は人生においてムダって大事なことだと思っているのですが、GRガレージのスタッフさんはムダな時間の過ごし方をさせてくれる。それが心地いいですね。



実際に作業をやらせてくれるなんて、

他じゃありえない。(celica)


市川:86を整備してもらったとき、リフトアップしているところを見たいという衝動に駆られて。自分のクルマのお腹側って普段なかなか見ることないじゃないですか。それで、お願いしてみたらピットに入らせてくれたんです。そういうクルマ好きの気持ちをわかってくれるのはここのスタッフさんならではだと思います。もうここじゃないとダメって言い切れるくらい(笑)。

celica:僕も似た経験をしました。マフラーに錆止めスプレーをお願いしたとき、どうやって作業するのか興味があってピットの近くで見ていたら「やってみますか?」って言ってくれて。実際に作業をやらせてくれたんです。そんなことって他じゃありえないですよね。



86で走る楽しさを存分に味わいたい。

その先はまだ想像できません。(celica)


celica:僕は86をとことんまでカスタマイズして、走る楽しさを存分に味わいたいですね。いまは飽きるまで86を楽しみ尽くしたい。その先のことは想像できないな。GRガレージには絶対的な信頼を寄せているので、意見をもらいながらチューニングの完成度を高めていきたいと思っています。

市川:クルマを通じてできたつながりを大事にして、これからも86を長く大事に乗っていきたいと思います。僕の人生まで変えてくれたクルマですからね。GRガレージのスタッフさんに教えてもらいながら、焦らずじっくりと86の楽しさを味わっていきたいと思います。




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