GR GARAGE 白山インター店
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What is GR Garage白山インター Special Interview #009

2020.02.13
嫌いなことは選ばない。好きなものを好きと言う。

そんな当たり前のことが、人をカッコ良くさせるのかもしれません。

今回登場するのは、私たちに新鮮な気づきを与えてくれる一人の女性オーナー。

「自分が好きなクルマしか乗らない。」「GRガレージに来るのは、ここの人が好きだから。」当たり前のようにそう語る、オーナーのブレない価値観と個性的なカーライフをご紹介します。



女だからとか、主婦だからとか、嫌なんです。

私が好きなクルマに乗り続ける。


齋藤純世 with 86


最初はAT限定で免許をとりました。初めて乗ったのはシビックのAT。でも、ATの運転が全然面白くなくて。簡単すぎて操っている感じがしないと言うか…。それで、すぐにシビックを手放してマニュアルの免許を取り直しました。

好きなタイミングでギアを変えていけるMTの感覚が、私にはあっているのかなと思います。クルマは自分で操っていないと好きになれない。クルマに「乗られちゃう」のは嫌なんですよ。

インテRで保育園の送り迎え。

子供たちに大人気でした。


シビック以降はずっとMTに乗ってきました。なかでも思い出に残っているのは3台目に乗ったインテグラタイプR。

実は、インテグラを購入したとき妊娠していて(笑)。すでに臨月に入っていてもうすぐ生まれるという時期だったんですが、ロールバーが入ったバリバリの1台を選びました。

さすがに本気すぎるってことでロールバーは外したんですが、代わりに柿本のマフラーとチャイルドシートを取り付けて。それを子供が保育園にあがっても乗り続けました。保育園に子供を迎えに行くと「かっこいいクルマきたー!」って子供たちに大人気。異様な光景ですよね(笑)。



2ドア、マニュアルが絶対条件。

理想の1台に出会えたのがGRガレージだった。


一時期、夫婦で1台のランエボをシェアして乗っていました。でも、私には4ドアというサイズ感がどうもしっくり来なくて。だから、次に乗るクルマは2ドアにしようと決めていました。もちろんMTというのも絶対条件。この2つの条件で考えたとき、86という選択にたどり着くまでに時間はかかりませんでした。

ただ、いざ86のMT車を探してみると全然見つからなくて。かなり探し回ってようやく私の希望にあう1台に出会えたのが、GRガレージだったんです。



「齋藤さんが納得したものしか取り付けたくない。」その言葉のおかげで愛着が持てる。


以前、GRガレージで開催された86ソニックというイベントに参加しました。そこで見たまわりの86がカッコ良くて。そこで刺激を受けてスポイラーを取り付けようと決めました。

ただ、どのメーカーのものにするか明確なイメージがなかった。そこでコンサルタントの山田さんに「どのスポイラーが好きですか?」って聞いて、山田さんが好きだと言ったものを「じゃあこれにします」と即決しました。

でも、なかなか先に進んでくれなくて。「本当にこれでいいんですか?」とか、「他も見てから決めましょう」とか、ちゃんと私が納得しているのか確認するんです。私がコレにするって言ってるのに(笑)。

最終的に選んだのは、最初に山田さんが好きだと言ったトムスのスポイラー。でも、いろんな選択肢を考えさせてくれたおかげで、選んだパーツにより強く愛着を持つことができています。「齋藤さんが納得したものしか取り付けたくない。」そう言ってくれた言葉が、嬉しかったですね。



本当にクルマが好きなんだな。って、会えば分かるじゃないですか。


私がGRガレージに来るのは、小嶋さんはじめここの人たちが好きだからですね。スポイラーの取り付けのときはもちろん、それ以降もGRガレージの皆さんはとても親身になって向き合ってくれる。仕事でやっているという感じではなくて「その人のために」やっているという感じが伝わってくるんです。

あと、皆さんすごくクルマが好き。会って話してみれば「この人、本当にクルマが好きなんだなって」すぐわかるはずですよ(笑)。クルマへの情熱が強い皆さんだから、きっと真剣に考えてくれるって信頼が持てるのだと思います。



子供がシミュレーターをやりたいって。

親子でもふらっと立ち寄ります。


親子でふらっと遊びに来ることもあります。子供たちがシミュレーターをやりたいって言うので(笑)。そんなときでも歓迎してくれるので、やっぱりGRガレージの皆さんは温かいと感じます。

GRっていう名前だけでちょっと敷居が高そうと感じる人もいるかもしれませんが、子供連れでも気軽に立ち寄れる場所ですよ。長男はもう自分のクルマを持つ歳になったので、これからはより一層お世話になることが増えそうです。



「好きなクルマに乗る」それが私にとって普通。

死ぬまで貫きますよ。


これまでも、これからも私は私が好きなクルマに乗る。女だからとか、何歳だからとか、家族がいるからとか、そういうのが私は嫌いなんです。

うちは5人家族ですが、ファミリーカーを選ぼうと考えたことはありません。子供が独り立ちしたら好きな車に乗ろう、という考えをする方が多いのかもしれませんが、私はいつでも自分が好きなクルマに乗る。これは死ぬまで貫き通したいですね。

先日、コンサルタントの小嶋さんとの雑談で、次に乗るクルマについて盛り上がったんです。私はロードスターとか、コペンが気になっていて。だってそんなクルマだったら、カッコいいおばあちゃんになれそうじゃないですか。
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