GR GARAGE 白山インター店
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【TOYOTA GAZOO RACING】ヤリスカップ2023 レースレポート

2023.07.23
こんにちは!
GRコンサルタントの吉内です

7月15日・16日に三重県の鈴鹿サーキットで開催されました【TOYOTA GAZOO RACING】ヤリスカップ2023 西日本シリーズ第5戦にGRガレージ白山インターレーシングチームとして参戦して来ましたので、今回のレースをレポートしていきたいと思います!!


まずは”ヤリスカップ”って何なのってところから簡単にご説明します
”ヤリスカップ”はJAF公認ナンバー付車両による参加型ワンメイクレースです。
2023年シーズンは全国を東西2つのシリーズに分けて、7つのサーキットを舞台に開催されています。
参加チームの中には各シリーズを毎戦参戦し、ポイント争いをしてシリーズチャンピオン獲得を目指して戦ってます。
我々はスポット参戦をさせて頂いております

今回GRガレージ白山インターレーシングチームが参戦したのは、西日本シリーズ第5戦(鈴鹿サーキット)
総出場台数はなんと78台!
この78台の中で一番を目指して戦います!が、まず第1関門として決勝レースに出場するための予選を通過しなければなりません!
決勝レースの出走台数は48台!
まずはこの予選通過を狙って、13日(金)から練習走行を行い、占有走行である程度自分たちのポジションを掴みます
14日(土)予選をA・Bの2グループに分かれて行い、決勝グリッド48台の獲得目指して戦います。
そして15日(日)の決勝レースはサーキットを全8周行い最も早くチェッカーを受けた車が優勝となります
少しでも上の順位を目指して頑張ります







【13日(木)】
先発隊の出発の日。
午後からの出発前に入念にレースカーのメンテナンスを行いました。
ブレーキパッド取替とキャリパーのオーバーホール

からの


熱でやられてます・・

ヤリスカップカーは過酷な状況での使用なので
いろんなところが緩みます。。。。
ロールケージ、足回り、メンバー、ハブまわり、ブレーキ系など、締め付け確認しておきました。
油脂類、タイヤを新品に交換して、いざ!GRガレージ白山インターレーシングチームは戦いの場所鈴鹿サーキットへ向けて出発!
みんな気合入ってます(^^)/


【14日(金)】
この日は練習走行と占有走行。
限られた時間ですが、ここでコースコンディションなどを把握して予選・決勝に向けてレースカーのセッティングを仕上げていきます。
今回の鈴鹿サーキットは”レースオブアジア”というレース週間で、我々が参戦したヤリスカップのほかに『GTワールドチャレンジアジア』と『フェラーリチャレンジジャパンシリーズ』という大きな大会が同時開催されていたこともあり、ピットの使用ができませんでした(__)

日曜日に行われた『GTワールドチャレンジアジア』第6戦の決勝レースで右側の車がポールトゥウィンしてました(#^^#)
ちなみに決勝レースのチームのサポート場所はこのピットの前だったんですよ!(^^)!感激~☆彡


フェラーリさえもピットはテント(*_*)とはいえ、圧巻の光景でした(*‘∀‘)


チームは駐車場の一角にテントを張って整備等を行うなど天候面や環境面でも非常に厳しい条件でしたが、練習走行を行いながらレーシングカーのセッティングを行い予選に向けて準備を進めていきました。





【15日(土)】
予選当日。
ヤリスカップの予選前に行われた『GTワールドチャレンジアジア』の予選でコースアウトが多数あり、ヤリスカップの予選時間が25分遅れるというアクシデントがありました。
当日も、大変な猛暑の中での厳しい条件での走行となりました。予選と決勝で使用できるタイヤは4本と決められておりますので、予選は少ない周回でタイムを出して、決勝レースの為にタイヤを温存することが理想となります!!

山田選手は見事にグループ12位で予選をクリアし、決勝レース24番グリッドを獲得致しました!!


【16日(日)】
決勝レース当日。
天候は昨日に引き続きの猛暑。
普通にいるだけで汗だらだらなのにレーシングスーツを着てエアコンOFFで走るドライバーはすごいですね!

レース直前までチームみんなが車両チェックなどを行い、万全の態勢で臨みます!!
レースカーに水分を取り付けて熱中症対策も!








さあ、いよいよレース本番!スターティンググリッドに向かいます!!


グリッドに入り、チームみんなで決勝レース前最後に山田選手にエールを送って見送りました!


細川総監督からも最後に闘魂注入(^^)/


現地まで応援に駆けつけて頂いたお客様とも記念撮影♪大変力になりました(^^♪いつもありがとうございます!




【決勝レーススタート】
フォーメーションラップを終えて48台がグリッドにつき、レッドシグナルが全消灯してレースがスタート!!
スムーズなスタートが切れて、第1コーナーから接触などなくクリーンにスタートしていきました!!

レースは24番グリッド(中盤からの)スタートの為、複数台がひしめきあう過酷な状況が予想される非常に難しいレースとなりました。
各クルマは当然ですが少しでも上の順位を狙ってきますので、ちょっとしたスキやミスを見逃す事なく攻めてきます。
ミスなどがあると重大な事故につながる可能性もありますので、ドライバーは集中力を切らさずにステアリングを握ってます!

レース序盤はお互いに様子を見ながらの立ち上がりでしたが、レース中盤から激しいバトルが行われました!!
山田選手はそんな過酷な状況の中、見事に全8周を走り切り48台中29番でチェッカーを受けました。(上位車のペナルティ適用により公式結果は28位でした)


帰ってきたレースカーには傷が確認されました( ;∀;)激しいレースだったことを物語っていますね・・・。


レース中は赤旗や黄旗など振られることなく進行していき、無事に完走することが出来て良かったです(*´▽`*)
ただ、ドライバーとしてはスタートからの順位を落としてしましましたので悔しい思いをしていました。
次戦へ向けて今回のレースをしっかり振り返り頑張りますので、引き続き応援宜しくお願い致します。

↑すごくいい写真が取れましたので、SNS含めて乱用してます(*^^*)


【おまけ】

先ずは元〇〇TOWN社長の前澤友作さんが個人で所有されているスーパーカーが展示されていました。
前澤さんは今回の『GTワールドチャレンジアジア』に”MAEZAWA RACING"としてご自身が所有するフェラーリ「488GT3EVO」で参戦されております。

ロールスロイス ファントムオリベ

アストンマーチン ONE-77

ブガッティ ベイロン エルメス

パガーニ ゾンダZOZO

ブガッティ シロン

世界的にも貴重で目がぶっ飛ぶほどの金額の車たちが、一度に見られるなんてこんな機会なかなかないので、感激しました(*‘∀‘)


続いては『フェラーリチャレンジ』参戦していた車やピットもご紹介します(^^)/







続いては『GTワールドチャレンジアジア』参戦車両など



セーフティカーはトヨタGRスープラ!(^^)!




この日は「なんでだろ~、なんでだろ~・・・」でおなじみのお笑い芸人『テツandトモ』のライブもやってました
ちょっと遠くて分かりにくいですが(*^^*)


今回の鈴鹿サーキットでは、レースを含めていろんな魅力あふれる会場となっていました。
車好きの方はもちろんですが、そうでない方でも普段見ることのできない車が同時にたくさん見られたり、レースカーの速さや音を体感する事ができるのですごく楽しめるのではないかと思います。特に鈴鹿サーキットには遊園地や今の時期はプールもありますから、小さなお子様は喜ばれるんじゃないでしょうか?
TVで見ているものよりもやっぱりリアルが一番!!
お子様たちは夏休み真っ只中ですので、お出かけ先の選択肢にサーキットに行くっていうのもありなんじゃないでしょうか(^^♪
くれぐれも熱中症にはお気を付けくださいね♪

ではではまた(^^)/


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