What is GR Garage白山インター Special Interview #010
2020.03.18
乗り比べる面白さ。あなたはそんなクルマの楽しみ方を意識したことはあるでしょうか? 同じ車種でもチューニングが違えば走りは全くの別物。そこにメーカーの本気が感じられる—。
今回登場するのは、乗り比べることで初めて見えてくるクルマの醍醐味を私たちに気づかせてくれた、一人のオーナー。哲学を持ってクルマと向き合うオーナーが語ってくれた、クルマ本来の楽しみ方とは。

18歳で免許を取って、初めて乗ったのは父親のお下がりのスターレットでした。それからレビンTE71、プレリュード、RX-7FC、BMW318などなど、数え上げたらきりがないほどいろいろなクルマに乗ってきました。
現在はFORESTER tSとVOXY GR SPORTの二台に乗っています。どちらもベースグレードに対してチューニングが施されたクルマ。これまでたくさんのクルマに乗ってきましたが、今の私の選択基準は「メーカーのこだわりが詰まった一台」です。メーカーの本気が感じられるクルマには、やはり乗る側としても特別な気持ちが入りますね。

これまでのクルマ人生で印象に残っているのは、20代の頃に乗っていたプレリュードで体験した出来事です。冬の凍った路面でブレーキを踏んだらクルッと半回転してしまって。プレリュードはFF車だったのですが、思っていた以上に簡単に回転してしまうんだな、と身をもって感じました。この出来事からFRとFFの違いを強く意識するようになりましたね。
個人的にはFRのフィーリングが好みです。万が一滑ったときもカウンターステアを当てやすいから対処できますし。最近、FRのクルマが少なくなってきたのが寂しいですが、次に乗り換えるとしたらまたFRに乗りたいなと考えています。
いろいろなクルマを乗り比べてみたい、という気持ちはいまでも変わりません。先日もGRガレージのレンタカーでマークX GRMNの走りを一日楽しんできました。限定350台ということもあり、ずっと気になっていたクルマだったんです。
86と似ているのかなと思っていたのですが、これが全然違った。パワーも当然違うのですが足回りのしなやかさが強く感じられて。これは実際に乗って体感してみないとわからない部分だと思います。気になっていてもすべてのクルマを買えるわけじゃないですからね。今でもいろいろなクルマに乗ってみて、性格の違いを楽しんでいます。

まだGRガレージが白山にできる前、鞍月の店舗でVOXY GR SPORTを何度か試乗させてもらいました。GRガレージとの付き合いはそれからずっと続いています。VOXYのベースグレードと比較しながらじっくりと検討して「やっぱり、これだな!」と。納得できるまで考えさせてもらえたのはありがたかったですね。
GRガレージのスタッフは皆さんしっかりと話をしてくれる、という印象です。
自分たちもクルマが好きだっていうのが伝わってくるんですよね。クルマの本質がわかっていないと会話って続かないと思うんです。他のディーラーさんだとできない話もここならできる。他とは違うな、と感じますね。

VOXY GR SPORTはベースグレードと比べて剛性感が大きく違うと感じています。ハンドリングもベースグレードだとちょっとゆるい感じがあるのですが、GR SPORTはシャープに仕上がっています。エンジンが一緒でも、足回りがしっかりしていることによってパワーが引き出しやすい。普段の街乗りでも違いを実感するシーンは多いですよ。かっちりと仕上げられているので安心して乗ることができますね。
私はVOXY GR SPORTをカスタムせず購入時のままで乗っています。あえて手を加えないことでそのクルマの素直な性能を感じることができる。それがGRに乗る醍醐味だと僕は思っています。

これまで乗ってきたクルマでもそうでしたが、僕はそのクルマがどれくらいの性能を持っているのか確かめるようにしています。高速道路に入って、エンジンをレッドゾーンまで回して吹け上がりを見る。性能をMAXまで使った時にどんな走りをするのか試してみると、それまでとは違ったクルマの個性に出会うことができます。
GRガレージが開催しているオートテストというイベントがありますが、次回は是非参加したいと考えています。普段はできない走りを自分のクルマで体験できるというのは興味深いですよ。こういったイベントを開催してくれるところもクルマ好きの気持ちを分かっているな、と(笑)。
若者がもっとクルマを好きになってくれるような、そんなクルマをもっと出してほしいなと思います。クルマがただの移動手段になってしまうのは勿体無い。走りを楽しむという感覚を若い人たちが取り戻すような、そんなワクワクするクルマの登場を期待しています。
数年前のモーターショーでお披露目されたS-FRがありましたが、あれくらいコンパクトで走りが楽しめるクルマが出るとみんな面白いと感じるのではないでしょうか。FRというところも私としてはポイントが高い。やっぱり最初はFRに乗った方がクルマの特性を感じやすいし、運転も上達しますから。
今後、楽しむものとしてクルマに乗る人が増えてくれたら嬉しいですね。そのためにもGRガレージ白山インターの存在は重要。これからもクルマの楽しさをどんどん発信していってほしいです。

今回登場するのは、乗り比べることで初めて見えてくるクルマの醍醐味を私たちに気づかせてくれた、一人のオーナー。哲学を持ってクルマと向き合うオーナーが語ってくれた、クルマ本来の楽しみ方とは。

クルマの素直な特性を味わいたい。
メーカーのこだわりが詰まった一台ですから。
村山春樹 with VOXY GR SPORT
18歳で免許を取って、初めて乗ったのは父親のお下がりのスターレットでした。それからレビンTE71、プレリュード、RX-7FC、BMW318などなど、数え上げたらきりがないほどいろいろなクルマに乗ってきました。
現在はFORESTER tSとVOXY GR SPORTの二台に乗っています。どちらもベースグレードに対してチューニングが施されたクルマ。これまでたくさんのクルマに乗ってきましたが、今の私の選択基準は「メーカーのこだわりが詰まった一台」です。メーカーの本気が感じられるクルマには、やはり乗る側としても特別な気持ちが入りますね。

FFとFRの走りの違いを感じた出来事。
僕にはやっぱりFRだな、と。
これまでのクルマ人生で印象に残っているのは、20代の頃に乗っていたプレリュードで体験した出来事です。冬の凍った路面でブレーキを踏んだらクルッと半回転してしまって。プレリュードはFF車だったのですが、思っていた以上に簡単に回転してしまうんだな、と身をもって感じました。この出来事からFRとFFの違いを強く意識するようになりましたね。
個人的にはFRのフィーリングが好みです。万が一滑ったときもカウンターステアを当てやすいから対処できますし。最近、FRのクルマが少なくなってきたのが寂しいですが、次に乗り換えるとしたらまたFRに乗りたいなと考えています。
気になるクルマは試乗して、
性格の違いを楽しんでいます。
いろいろなクルマを乗り比べてみたい、という気持ちはいまでも変わりません。先日もGRガレージのレンタカーでマークX GRMNの走りを一日楽しんできました。限定350台ということもあり、ずっと気になっていたクルマだったんです。
86と似ているのかなと思っていたのですが、これが全然違った。パワーも当然違うのですが足回りのしなやかさが強く感じられて。これは実際に乗って体感してみないとわからない部分だと思います。気になっていてもすべてのクルマを買えるわけじゃないですからね。今でもいろいろなクルマに乗ってみて、性格の違いを楽しんでいます。

VOXY GR SPORTを試乗させてもらったのが
GRガレージとの出会い。
まだGRガレージが白山にできる前、鞍月の店舗でVOXY GR SPORTを何度か試乗させてもらいました。GRガレージとの付き合いはそれからずっと続いています。VOXYのベースグレードと比較しながらじっくりと検討して「やっぱり、これだな!」と。納得できるまで考えさせてもらえたのはありがたかったですね。
GRガレージのスタッフは皆さんしっかりと話をしてくれる、という印象です。
自分たちもクルマが好きだっていうのが伝わってくるんですよね。クルマの本質がわかっていないと会話って続かないと思うんです。他のディーラーさんだとできない話もここならできる。他とは違うな、と感じますね。

あえて手を加えずに乗る。
それが私のGRを楽しむ作法。
VOXY GR SPORTはベースグレードと比べて剛性感が大きく違うと感じています。ハンドリングもベースグレードだとちょっとゆるい感じがあるのですが、GR SPORTはシャープに仕上がっています。エンジンが一緒でも、足回りがしっかりしていることによってパワーが引き出しやすい。普段の街乗りでも違いを実感するシーンは多いですよ。かっちりと仕上げられているので安心して乗ることができますね。
私はVOXY GR SPORTをカスタムせず購入時のままで乗っています。あえて手を加えないことでそのクルマの素直な性能を感じることができる。それがGRに乗る醍醐味だと僕は思っています。

このクルマがどれくらいの性能を
持っているのか試したい。
これまで乗ってきたクルマでもそうでしたが、僕はそのクルマがどれくらいの性能を持っているのか確かめるようにしています。高速道路に入って、エンジンをレッドゾーンまで回して吹け上がりを見る。性能をMAXまで使った時にどんな走りをするのか試してみると、それまでとは違ったクルマの個性に出会うことができます。
GRガレージが開催しているオートテストというイベントがありますが、次回は是非参加したいと考えています。普段はできない走りを自分のクルマで体験できるというのは興味深いですよ。こういったイベントを開催してくれるところもクルマ好きの気持ちを分かっているな、と(笑)。
「クルマって面白い」そう思ってくれる若者が増えたら。GRガレージには期待している。
若者がもっとクルマを好きになってくれるような、そんなクルマをもっと出してほしいなと思います。クルマがただの移動手段になってしまうのは勿体無い。走りを楽しむという感覚を若い人たちが取り戻すような、そんなワクワクするクルマの登場を期待しています。
数年前のモーターショーでお披露目されたS-FRがありましたが、あれくらいコンパクトで走りが楽しめるクルマが出るとみんな面白いと感じるのではないでしょうか。FRというところも私としてはポイントが高い。やっぱり最初はFRに乗った方がクルマの特性を感じやすいし、運転も上達しますから。
今後、楽しむものとしてクルマに乗る人が増えてくれたら嬉しいですね。そのためにもGRガレージ白山インターの存在は重要。これからもクルマの楽しさをどんどん発信していってほしいです。
